
こどもの自転車を買うタイミングって悩む。
小さすぎたら使いにくいし、大きすぎたら危ないよね。
最近、次女(小1)の自転車を新しいものに買い換えました。
ななみさ家は4歳差の3姉妹。
同性なので、自転車が壊れない限り使い回しが効くと思いきや。
そんなに上手くは引き継げず…。
なぜお下がりが使えなかったのか、我が家の事例が多少なりとも皆さんの参考になればと思います。
・こどもの自転車の選び方を知りたい人
・兄妹間での乗り換えを考えている人
・幼児から小学生までの適正サイズを知りたい人

どうして買い替えが必要か?
こどもに合っている自転車を選ぶと下記のメリットがあるからです。
怪我の防止
サイズが合っていれば転倒しにくい。
とっさの怪我に対応できる。
大きな事故に繋がりにくいなどのメリットがあります。
上達スピードの向上
サイズが合っていることで怖がらずに練習できます。
これは我が家の反省なのですが、長女から譲り受けた自転車のサイズが次女には合っていませんでした。
次女は身長が低めなので、18インチの自転車の練習ができたのは年長になってから。
もう1台購入することは避けたかったので、次女の成長を待ってからの練習となり…

1年生で乗れるようになったけど、サイズが合っていればもう少し早めに乗れていたのかも。
買い換え時の見極めポイント
自転車のサイズが体に合わない
子どもは幼児期から学童期にかけて大きく身長が伸びます。
文部科学省の学校保健統計調査によると、男子で1年間の伸び率が最も大きいのは11歳6.4㎝。
女子では10歳6.9㎝。
サドルを一番高くした時に膝が自転車に当たる、足が曲がりすぎる時には自転車が小さくなっているサインです。
小学生の平均身長
区分 | 身長(男子) | 身長(女子) |
---|---|---|
5歳 | 111.1 | 110.2 |
6歳 | 117.0 | 116.0 |
7歳 | 122.9 | 122.0 |
8歳 | 128.5 | 128.1 |
9歳 | 133.9 | 134.5 |
10歳 | 139.7 | 141.4 |
11歳 | 146.1 | 147.9 |
参考:文部科学省「令和4年度学校保健統計(学校保健統計調査の結果)」
自転車のサイズの目安
サイズ(インチ) | 身長の目安 | 年齢・学年 |
---|---|---|
14インチ | 97~112㎝ | 3~5歳 |
16インチ | 101~118㎝ | 3~6歳 |
18インチ | 107~123㎝ | 4~8歳 |
20インチ | 110~134㎝ | 5~9歳 |
22インチ | 116~146㎝ | 6~11歳 |
24インチ | 122~152㎝ | 7歳以上 |
参考:ブリジストンサイクル
サイクルショップで伺った話としては
ジュニアサイクル(20型以上)の場合、同じインチの自転車でも規格の違いによりサイズが違う場合がある。
幼児自転車の場合、補助輪なしの練習を始める時には、足がしっかりつくかかかとが少し浮く高さが良い。
補助輪付きで使うなら、つま先がギリギリ地面に着く高さまでなら少し大きめでも大丈夫。
ただ、大きめの自転車ではサドルからハンドルまでの距離も長くなるため注意が必要。

購入の際は店頭での試乗がおすすめだよ。
自転車が傷んでいる
いくら体のサイズにあった自転車でも傷んでいたら安全に乗ることはできません。
サビ
サビの原因は主に雨風。
水に濡れた状態で放置すると金属が酸化してサビにつながり、花粉や黄砂などのホコリが付着することで劣化を早めてしまいます。

確かに、マンションに住んでいて建物の中に止めていた時には全くサビていなかった。
雨風から守られていたんだね!
タイヤ
古いタイヤだと亀裂が入ってしまうこともあります。
小さなパンクならその個所を直すだけで済みますむが、タイヤ自体が劣化しているとチューブも交換になる可能性があります。
我が家の自転車が引き継げなかった要因もこのパンクでした。
次女がやっと乗れるようになった矢先にパンク。
タイヤが随分傷んでおり、サイクルショップではチューブの買い替えが必要とのことでした。
こども一人の時にもしパンクしてしまったら危険ですよね。
安全に乗れることが我が家では優先事項だったので、この機会に買い換えることにしました。

使い回し計画失敗。成長を待ってせっかく乗れるようになったのに。
こどもの好みでない
いくら性能にこだわった自転車を選んでもこどもが「乗りたくない」と言ったらお・し・ま・い!
我が家でもキャラクターはついていないのですが、色は本人が望むものを選択しました。

お下がりを下の子に回す時にはデザイン優先にできないこともあるよね。
そんな時には、乗れるようになるまでの練習用として使う手もあるよ。
買い換え時
一般的な場合
幼稚園・保育園~小学校の9年間自転車に乗ると仮定した場合、体の大きさや移動範囲を考慮すると少なくとも2~3回は買い換えが予想されます。
使用頻度や車体の寿命により3~5年で乗り換えるイメージ。
自転車のサイズ表を参考にすると以下のとおりです。
ななみさ家の場合
1台目…peopleへんしんバイク。
ストライダーから自転車に変わるタイプ。
かごもブレーキもついていたので、普通の自転車と変わりなく長く使えた。
2台目…1台目から4インチUP。
現在使用しているシティサイクル。
22インチだが、今身長が141㎝なので何とか6年生まで使う予定。
3台目…2台目から4インチUP。中学以降購入予定。
1台目前にストライダー使用
1台目…現在使用しているマウンテンバイク型。
シティサイクルより一回り小型なので、小さ目な子でも乗りこなせる。
2台目…長女のお下がりを回す予定。
3台目…2台目から4インチUP。中学以降購入予定。
現在ストライダー使用中
1台目…購入予定。
2台目…1台目から4インチUP。次女のお下がりを回す予定。
3台目…2台目から4インチUP。購入予定。
4台目…長女のお下がりを回す予定。

使用台数は多いけれど、半分はお下がり。
ごめんね三女。
まとめ
こどもの自転車は成長に合わせて買い換えることが理想です。
回数としては園児から小学生の間に2~3回。
園児1回、小学校低学年1回、小学校高学年1回。
節約派なら園児1回、小学校中学年1回。
買い換えごとに4インチUPすることが、こどもの成長にもコスパ的にもおすすめです。
買い換え時の見極めポイントとしては
自転車はこどもが安全に乗れるということがとても重要です。
こどもの成長は早いので、親としては少し大きめを買いたくなってしまう。
ただサイズが合っていないことで転倒の危険性が増えたり、恐怖心から乗れる時期を逃してしまうこともあります。
自転車に乗れるということは、自転車が傾いたら倒れないようにバランスをとったり、転びそうな時はペダルから足を離して止まろうとしたり、ブレーキをかける動作が瞬時にできなければいけません。
さらに、乗りこなせるようになるには注意力や集中力、危険予測なども必要になります。
このため、自転車走行はとても高度な技術と言えます。
自転車に乗れるようになることは、こどもの成長の証でもあります。
行動範囲が広がることでこどもの興味や関心を広げることもできます。
ぜひ買い換え、乗り換えのタイミングを見極めて、こどもの成長を後押しできたら良いですね。
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