私が保育士筆記試験に向けて勉強した期間は4カ月。
福祉系の3科目は免除だったので、6科目の受験。
市販の教材、リベンジセット(教育原理のみ)、桜子先生の無償教材、YouTube、アプリを組み合わせて対策しました。
勉強開始~2カ月
前半の2カ月間でしたことは下記の4つです。
テキストと問題集で基礎固め
例えば、保育の心理学を勉強する場合
1→2→3を1クール。
次の科目も1→2→3同じ流れで進めます。
全科目が終わったら予想問題へ。
私は過去問題集を2冊使用。
違う問題集を解くことで問題にも難易度があることを知れます。
2冊で重複している問題があったので、その問題は理解できていれば解きませんでした。
時間がないのであれば、ユーキャンの問題集1冊で良いと思います。
難易度が高いので、問題集が手つかずになりそうであれば保育士完全問題集から始めてみる。
問題に慣れてきたらユーキャンの問題集に挑戦する流れがおすすめです。
他の教材でももちろん応用できます。
はじめはできる問題を解く。
できるようになったら次のステップの問題に挑戦する。
少しずつでも確実に力がついていきます。
勉強法で気をつけたこと
テキストは速読する
テキストを読む時にはさらっと読むことを心掛けました。
なぜなら、読んでいるだけでは気づけないことがあるからです。
できるだけインプットには時間をかけずに、問題を解くアウトプットに時間をかけました。
テキストを読んでから過去問題を解くまでに時間をあけない
インプットからアウトプットまでを早くするよう意識していました。
テキストを読んでから過去問題を解くまでに時間がかかると、また覚え直す時間がかかります。
エビングハウスの忘却曲線をご存じでしょうか?
何もしなければ、時間の経過とともに私たちは覚えたことを忘れてしまいます。
ですが、反復して復習することで記憶に定着させることができます。
テキストの内容を忘れてしまいまた同じところから読むことになっては、せっかくの貴重な時間を無駄にしてしまいます。
この時間のロスがもったいないと感じていたので、テキストを読んでからできるだけ早く過去問題に取りかかるよう心掛けました。
使える時間によって勉強の仕方を変える
今日は隙間時間しか取れないとわかっている日は、無理せず隙間時間にできる勉強をしました。
過去問題、予想問題で間違えたところは記録に残す
できる問題を何度も解くのではなく、できない問題に時間をかけるために記録を残しました。
関連のある科目ごとに進める
私は保育系の科目は続けて勉強したかったので、下の順番で進めました。
保育の心理学→子どもの保健→保育実習理論→保育原理→教育原理→子どもの食と栄養
保育実習理論の音楽でテキストだけでは進みが悪くなりました。
そのタイミングからYouTube視聴も取り入れました。
学習時間
アプリStudyplusで集計された合計学習時間です。
1週間に8時間勉強しようと決めていたので、月30時間以上を1つの目安にしていました。
予想問題に挑戦
1→2→3全科目が終わったら、ユーキャン過去&予想問題集の予想問題を時間を計って解きました。
私は勉強開始から1カ月半(2月中旬)のタイミングで1回目の予想問題に挑戦。
科目 | 点数 |
保育の心理学 | 9/20 |
保育原理 | 15/20 |
教育原理 | 6/10 |
子どもの保健 | 11/20 |
子どもの食と栄養 | 7/20 |
保育実習理論 | 10/20 |
この時点で6割超えは「保育原理」「教育原理」の2科目だけ。
予想問題を解いたことで自分の弱点が明確になったよ。
「子どもの食と栄養」は20問中正解が7問のみ。
苦手科目の対策
リベンジセットを解く
ふくしかくネットから出ているダウンロード教材のリベンジセット。
教育原理はこちらのインプット集、アウトプット集、予想問題を解きました。
予想問題では解答だけでなくその解答の根拠となる法令もダイジェスト版に記載されています。
これが非常に便利でした。
法令を1つずつ探す手間がかからないので問題に集中でき、ダイジェスト版の法令を確認したらすぐ問題の続きに戻ることができました。
桜子先生の無償教材
有名な桜子先生。
私はweb版の無償教材を利用。
無償教材でこんなにわかりやすいのなら、有償教材はどんなに使いやすいのだろうかと気になっていました。
勉強が3か月目に突入していたので手元のテキストや問題集で乗り切りましたが、もっと早く知っていたら有償教材を検討したかもしれません。
日本人の食事摂取基準(2020年版)はファイリングして何度も見返しました。
その他に栄養素、心理学者テスト、心理学用語、保育実習理論の言語・造形・音楽プリントを印刷して使いました。
法令の資料を読み込む
テキストで確認した資料。
子どもの食と栄養
・食生活指針
・食事バランスガイド
・食育基本法
・妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針
・第3次、第4次食育推進計画
印刷して目を通した資料。
子どもの食と栄養
・厚生労働省令和元年「国民健康・栄養調査」の結果
・「楽しく食べる子どもに~保育所における食育に関する指針」
子どもの保健
・人口動態調査
2カ月~4か月
後半の2カ月でしたことは、前半2カ月の復習と1問1答でできるだけ多くの問題にふれること。
テキストには載っていないような頻出ではない問題も解きました。
テキストと問題集で総復習
2カ月から4カ月の間も基本の流れは一緒です。
全科目1→2→3
テキスト→過去問題→テキストに戻る
それが終わったら予想問題集へ。
2の過去問題は1~2か月目で間違えた問題だけ解きました。
その他の教材
下記の項目もあわせて進めました。
学習時間
テキストはさらっと読んでいたので、3、4月の学習時間には入れていません。
予想問題に挑戦
科目 | 点数 |
保育の心理学 | 18/20 |
保育原理 | 12/20 |
教育原理 | 9/10 |
子どもの保健 | 17/20 |
子どもの食と栄養 | 19/20 |
保育実習理論 | 16/20 |
試験2週間前にも同じ予想問題を解きました
栄養は7点から19点にUP。
保育原理は15点から12点にDOWN。
直前の2週間
ユーキャンの予想問題集の2回目を解き、間違えた問題の再確認をしました。
特に、保育指針の記憶が曖昧になっていたことに気づいたので試験日まで何度も聞き流ししました。
記憶に残りやすいよう、音声を聞きながらも本を見て、目と耳の両方で覚えることを意識。
保育指針は保育原理だけではなく他の科目での出題もあるので、点数に結びつくと思いラストスパートで重点的に勉強しました。
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