造形は今でもやり直したかったと思い出しては悔しい気持ちになります。
対策はしてきたつもりだったけど、本番は思っている以上に時間がないと感じました…
課題に即した内容を時間内に描き切ることが求められているのに、細かい部分まで描きたいと思うこだわりがかえって邪魔になってしまったと…。
その辺りも、もう一度振り返ってみました。
試験当日の時間割
当日、試験前に実技試験の全体ガイダンスがありました。
ここでプリントが配布され、試験室や待機室、試験時間等を確認しました。
造形
開始時間は9時30分。
試験開始の10分前から説明があるため、9時20分までには着席する。
音楽
開始時間は14時台。
試験開始の20分前には指定した待機室で待機。
私の会場では言語と音楽の組み合わせの人で受験番号が早い人は、11時台に両方の試験が終わっていました。
造形と言語の組み合わせが一番待ち時間が長く、最終の人は言語15時10分。
私は4時間程待ち時間があったので、電車移動してお昼を済ませてまた会場に戻りました。
試験の様子
造形
試験問題
【事例】
S保育所の4歳児クラスの子どもたちは、雨の日の園庭で傘をさしたり、長靴やレインウェアを身に着けたりして遊んでいます。保育士は、水たまりで遊ぶこどもや、空き容器に雨水を溜めたり、雨音を聴いたりする子どもをそばで見守りながら遊びに加わっています。
条件
1.事例に係れている保育の様子がわかるように描くこと
2.子ども3名以上、保育士1名以上を描くこと
3.枠内全体を色鉛筆で着彩すること
感想&反省点
試験会場の様子と感想
・一人一人机が分かれていて、タオルの上に20色程の色鉛筆、消しゴム、腕時計、受験票を置くとスペースがいっぱいだなという印象を受けました。
・狭いがゆえに試験中に色鉛筆が転がってしまう方もいました。(試験官はすぐに拾ってくれます。)
・試験が始まると時間がないので、机の上に色鉛筆を出すタイミングで使用頻度の高い色を取りやすい位置に置いておく方がよい。
反省点
・1週間前に「雨が止んだ後、水たまりで遊ぶ子どもたちの様子」を描いていたので、問題を見て安心しきってしまいました。
安心するのも、反省するのも、焦るのもテスト後にいくらでもできるから描くことに集中して!とこの時の自分に言いたいです。
・課題だった下書きを試験開始15分で仕上げることができたのに、傘の持ち方や子どもの配置が気になり少し構図を変更する予定が…そこで10分は費やしてしまった。
・下書きを描いているタイミングで周りの色塗りの音が聞こえてきて余計に焦る。
・慌てて色塗りをしたが、背景の着色が間に合わなかった。
・全体の見直しもできていなかったので、試験後更なる失敗にも気づいた。
不合格の思い当たる理由
園では晴れてる日にしか外遊びをさせたことがなかったので、雨の日に園庭に出るというお題にまず戸惑ってしまいました。
確かに晴れの日にはカラー帽子を被せていたのに、雨の日には何も被せないのは初めてのお題だったにしても配慮が足りなかったなと反省しました。
練習では上下の服装も考えていましたが、この日のお題では合羽に長靴だったため、色塗りの時間は少し短縮できた部分もありました。
しかし、私は下書きの時間ロスが最後まで取り返せませんでした。
音楽
試験室に入るまで
廊下での待機中、試験室内の演奏が聞こえてきて…
前の方の演奏が途中で止まった時には、私の緊張もMAXに。
イヤホンなど対策を考えておけば良かったと感じました。
試験室に入った後
入室時の挨拶の声が震える。
ピアノに置いた時の手も震える。
と中々平常心ではいられなかったのですが、深呼吸をして気持ちを切り替えいざ!演奏開始。
「幸せなら手をたたこう」はテンポ良く明るく元気な感じが伝わるよう意識しました。
特に中盤の「しあわせならたいどでしめそうよ」のフレーズは音も声も強調して出しました。
「やぎさんゆうびん」は「しあわせならてをたたこう」よりゆっくりな曲なので、テンポを抑えることとストーリー性のある曲なので、おおらかなイメージで歌うことを意識しました。
感想
午前中の造形では反省ポイントが多く、実技落ちただろうな…と気持ちが沈んでいました。
音楽はお昼休憩をはさんだ後だったので、夫に「造形ができなかった」とLINEを送りました。
すると、スラムダンクの絵文字で「諦めたらそこで試合終了ですよ」って返ってきたんです。
わかってるー!!!
今までの自分だったら「もう音楽を受けてもしょうがない。」と諦めていたんじゃないかなという気がします。
でも、何とか最後まで受けることができました。
結果がどうなるかは2科目受けてみないとわからないです。
1科目目のことは2科目目を受けた後に振り返ることを強くおすすめします。
私は結局造形を落としてしまったのですが、2科目目の音楽では自分の気持ちを立て直して緊張感のある中弾き歌いでき、ちっちゃな達成感はありました。
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