保育士筆記試験の合格基準は免除科目を除き、9科目6割以上。
科目数が多く試験範囲が広いので、万遍なく勉強するにはある程度の時間が必要。
でも保育士試験に挑戦される方って、仕事をしていたりこどもを育てていたり。
資格取得だけに集中できるような時間を作り出すことが難しい環境の方が多いのではないのでしょうか?
私も、仕事と3姉妹(2人は未就学児)の育児で毎日余裕なく過ごしていました。
新たに時間を作り出すってどうやって???
でも、保育士資格は取りたい…
いつかって思っていたら、いつまでも取れずじまいになってしまいそう。
何とか時間を確保するために私がしたことを3つご紹介します。
周りに頼る
園で預かってもらう
我が家の娘たちは当時学校や園に行っていました。
長女10歳は小学校。
次女6歳は幼稚園。
三女2歳は保育園。
三女が通っていた園では、私の仕事がお休みの日でも娘を預かってもらえました。
次女と三女は別々の園に行っていたので送迎時間までではありましたが、この時間を貴重な勉強時間に回すことができました。
預り時間は極力勉強に集中する!
家事は子どもたちが帰ってきてからと、時間の使い方も変えていきました。
もしこどもが保育園に行っておらず家庭で面倒をみていたなら、一時保育の利用も検討したと思います。
国では、親が就労していなくても時間単位などで子どもを預けられるようにする「こども誰でも通園制度」の導入を検討しています。令和6年度は試験的に実施される自治体もあるそうなので、今後の制度の動向にも注目ですね。
家族に分担してもらう
大幅に時間を確保出来たのは、やはり家族の協力も大きいです。
我が家は夫が土日休み。
私が土曜日仕事の日も多く、それまでも1人で子ども達3人をみてくれていました。
そのため、新たにはじめての家事、育児をお願いすることはなかったのです。
とは言え、2日連続でみてもらうのは大変なので「土日のどちらか1日は時間ちょうだい!」と頼んでいました。
子ども達とお出掛けしてもらうか、私が図書館やカフェに行ってまとまった時間が取れるようにしていました。
ながらの時間を使う
家事をしながらの時間は使えました!
食器を洗いながら。
洗濯を干しながら。
あえて時間を取るのではなく、生活の中に組み込んでしまうのがポイントです!
よく聞き流ししていたのは、YouTubeのほいくんや桜子先生。
保育指針も総則から順番に聞いていました。
隙間時間で勉強出来るって本当に有難くて、私が20代の時にはなかった勉強方法だったので時代の変化も感じました。
毎日数分のことでも、「塵が積もれば」です!!
がっつりテキストに向かう時間は取れなくても、携帯やタブレットがあればそれで勉強時間が確保出来ます。
短くても大事なインプット時間だね。
しないことを決める
時間を作るために、時間を掛けないことしないことを決めました。
単語帳&ノート作り
私は、単語帳やノートを作って何度も書いて覚えることはしませんでした。
それはなぜか?
私がノートを作り始めたら、
分かりやすくしたい!
見やすく作りたい!
という気持ちが勝ってしまい
覚えることよりもノートを作りこむことに時間を使ってしまうと感じたから…
ノートは作りませんでした。
大事な法令などは、印刷したものをファイルに入れるだけにして時間短縮。
法令、制度が頻出の教育原理はふくしかくネットのリベンジセットを購入しました!
今回の試験では私は福祉系の科目が免除だったのですが、もし受験したのなら福祉系の科目も検討したと思います。
私にとっては必要経費。
ただ、過去問題を解いた時にはその答えは紙に書いてファイリング。
どの問題を間違えていたかが一目で分かるようにしていました。
過去問題を何度も解く
過去問は解きましたが、分かる問題は何度も解きませんでした。
出来ていたらスルー。
間違えた問題にこそ時間を掛けました。
そのためにも、間違えた問題は一目で分かるようにしていました。
分からなかったらテキストに戻る。
それでも分からなかったらネット検索。
わからないままにしない。
私は「食と栄養」の中で出てくる3大栄養素の消化の仕組みがテキストを読んだだけでは理解出来ませんでした。
そのため、中学2年生の理科の消化の単元までさかのぼりました。
YouTubeで検索したら、わかりやすい解説がありました!
もともと、理科が大の苦手だったので、問題を見ただけでも苦手意識がありました…
でも、そこまで調べたら印象に残ったので覚えられました。
出来ない問題を中心に解いていくことで、徐々に効率良く勉強を進めることが出来るようになっていきました。
22時以降の勉強
もうこれは書いている通りなのですが、勉強をしていた当時、我が家の娘2人は未就学児。
一緒に寝ないと私自身の体力が持たなかったので、夜は一切勉強しませんでした。
しないというより、できなかったという方が近いです。
睡眠時間を確保しないと日中頭が働かず、体調を崩すこともあったので、勉強中でも睡眠時間は削りませんでした。
まとめ
私が勉強時間を確保するためにしたこと。
ながら時間を使うことは比較的簡単に取り入れられると思います。
始めに仕組みを作ってしまうと、その後はしていくだけの状況に出来るのでおすすめです!
すでにされている方は、した方が良いことに時間を掛けれているか?を時々振り返ることがおすすめです。
出来れば勉強時間や勉強内容を見える化しておくと、あえてその時間を作らなくても済みます。
私は自動的に集計してくれるアプリを使いました。
アプリの詳細や使用した教材については、こちらの記事でまとめています。
受験される方の参考になる方法が1つでも見つかりますように。
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